ある苦労人の記述・1


○月×日
今日ラクス様に頼まれごとをされた。
フレイ・アルスターという少女がどのような人物だったか調べてほしいとのこと。
どうも故人らしい。
こんな個人的なことを頼んでくるとはあの方には珍しいことだ。
しかしあの人はオレを便利屋か何かと勘違いしていないだろうか?
いつも難問ばかり押し付けてくる。
まあ戦後ずっとプライベートな時間などろくにとれないようだし、
なにも聞かず手伝うことにする。
ちなみに参考までにラクス様にもフレイなる人物について聞いてみた。

証言1:ラクス・クラインの場合

わたくしがあの方と直接お会いしたのはユニウス7でアークエンジェルに助けていただいたとき
です。
赤い髪の、とても綺麗な方でしたわ。
お友達になりたいと思いまして握手を求めたのですが、「コーディネーターのくせに―――」
と振り払われてしまいました・・・ それをすこし悲しく思った記憶があります。
・・・・あの時はキラとはあまり仲の良いようには見えなかったのですが・・・・
そうそう父親を助けようとわたくしを人質にしようとされたこともありました。
残念ながらお父上様は亡くなってしまわれましたが。
あとはメンデルでの救助ポッドからの通信を聞いたくらいでしょうか・・・・?

―――今サラリとすごいことを聞かなかったか?
・・・・まあいい。
なるほどフレイ嬢はあの訳の分からない通信をしてきた娘のことだったのか。
あの通信の言い合いは自分も聞いていたが、確かあんなの聞かされた日には
キラ・ヤマトと一体どういう関係だったのか気にならずにはにいられない。
しかしラクス様も出来た方だが、やはり年頃の娘でもあるようだ・・・少し安心する。

――本題に戻ろう。今の話だとどうもフレイ嬢はコーディネーターに対して
良い感情をもってなかったようだ。
そんな少女がコーディネーターであるキラ・ヤマトと関係を持つなどと少し考えられない気がす
る。
とにかくまずは出来るだけの情報を集めてみることにする。
まあ一番手っ取り早いのはキラ・ヤマトに聞くことなのだが―――

「そうそう・・・この件について、キラの耳に入るなんてことにならないようにして下さいね。」

そう思った瞬間、ラクス様がクギを刺してきた。
それはもう素晴しい笑顔でいらっしゃるが目は笑ってない。
もしそうなったら――と暗に告げている。
この人は読心術でも習得しているのだろうか・・・

・・・ラクス様の名誉と 自 分 の 命 の た め に 細心の注意を払うことにする。


ある苦労人の記述・2


○月△日
とりあえず、フレイ嬢のパーソナルデータを調べ上げ、ラクス様に送っておいた。
まあこれくらいのことはあの方のことだ、
す で に 調 べ が つ い て い るだろうが。
しかし、中々面白い経歴の持ち主だ。
父親は地球連合軍事務次官でありブルーコスモスでもあったジョージ・アルスター。
(彼女がコーディネーターに良い感情を持ってなかったらしいことも頷ける)
オーブのヘリオポリスの大学に在学中、例の連合のGシリーズ強奪事件に巻き込まれ、
アークエンジェル(以下AA)に保護される。地
球降下の際に連合軍に入隊。
アラスカで異動になったと思えば何故かザフトの捕虜になり、
連合軍に再度保護され、ドミニオンのクルーとなり、ヤキン・ドゥーエ戦にて死亡。
彼女のような経験はなかなか出来るようなものではないだろう。

まあ後はフレイ嬢と直接接触のあった人物に話を聞いておきたいのだが
さすがにプラントでは皆無に等しい。
とりあえずダメ元でウチの隊長に聞いてみることにする。

証言2:アンドリュー・バルトフェルドの場合

フレイ・アルスター? 会ったこともない少女のことを僕が知ってるわけがなかろう?
しかしまあ君がそんな趣味だったとはねぇ〜〜。
ん?違うって? そんなにあわてた風で言われても説得力がないぞ。
まあこれでも飲んで落ち着け。
今回のは出来が良い、やはり――――――おい、待ちたまえ!


隊長に聞いてみようと思った 俺 が バ カ だ っ た !!


ある苦労人の記述・3


○月□日
この間はひどい目に遭ったが今日アポが取れた人物はほぼ間違いなく証言がとれるはずだ。
フレイ嬢はラウ・ル・クルーゼがアラスカ戦の折に連れ帰り捕虜としたという。
捕虜であった期間に接触のあった人物に接触を試みたが、
「あの女は隊長に体で取り入ったのだ」だの「隊長はロリコンだったから」だの
誹謗中傷めいたことしか証言を取れなかった。
あの時期クルーゼの腹心であった彼ならばもっと正確な情報を持っているはずだ。
戦後のザフト再編に彼は中心となって係わっており、それだけに多忙だ。
このチャンスを生かして彼が知る限りのことを聞き出したい。
――しかし、砂漠で砂を耕すしか脳の無かったボンボンが
今ではザフトを代表する英雄に成長するとはさすがに驚きだな。

証言3:イザーク・ジュールの場合

フレイ・アルスター? どんな女だったかだとぉ? 
――――あぁ、たいちょ・・・いやクルーゼが連れ歩いていたナチュラルの女か。
いつも不安そうな感じでクルーゼに付き添っていたな。
あのオドオドした態度がどうにも気に食わなかった。
何ィ? 他に何かないかだと? いちいち覚えていられるか!
足つきにいた女ならディアッカにでも聞いてみるんだな。

少々期待はずれだ。この男はたいした証言をしてくれなかった。

―――大体何で死んだ女のことなど嗅ぎ回っている! 虎の差し金か?
お前のところの隊長は―――――――――――

まあいい。
コーディネーター嫌いのフレイ嬢もさすがにわが身ひとつで
ザフトに捕虜になっては不安だったようだ。
何故クルーゼが連れ回していたかは若干疑問も残るが、
まあ利用するためだったということで差し控えないだろう。

―――そもそも、あの砂漠のとき――――――

次は先ほどの話題にも出た、ディアッカ・エルスマンに接触してみることにする。

――――――オイ、貴様ぁ!! 聞いているのかぁ!!

やれやれ・・・ザフトの英雄殿はかなりしつこいタイプらしいな・・・。
お前の言いたいことは分かるし文句も言い足りないだろうが、
たのむから 俺 に か ら ま な い で く れ !!


ある苦労人の記述・4


○月○日
ディアッカ・エルスマンがプラントに報告に一時帰国するという情報を聞き、
彼に接触を図ることにする。
彼は現在連合・ザフト両軍での共同演習のため、地球に出張中だった。
融和政策の一環で、両軍の衝突を防ぐため、演習は中立国であるオーブで
行われているらしい。あの国も復興の最中なのにいい迷惑だろうな。
もっとも何かと理由を付けてはオーブに行きたがる彼にとっては
渡りに船だったのだろうが・・・

程よく彼との接触に成功する。

証言4:ディアッカ・エルスマンの場合

フレイ・アルスター? 誰それ?
赤毛の女―――あぁ!!あの女か!
あの時はひどい目にあったぜ。
あれはまだオレがアークエンジェルの捕虜だったときのことだ。
両手を後ろで縛られて動けないオレに向かって、いきなり現れて
銃を撃ってきたんだぜ、あの女。
信じられる?
「コーディネーターなんてみんな―――」とか言っちゃってさあ、
しゃれになんないっつーの。
もしミリィがいなかったら死んでたぜぇ? 俺・・・。

―――ん? 他に何かないかって?
オレが自由になったときにはもういなかったし
知んね〜よ。

・・・・・・・とんでもないことをするものだ・・・。
やってることがブルーコスモスの連中とさほど変わりが
無いと思うのは気のせいか?
まあこの件に関しては一方の意見しか聞いていないので
計画的なものだったのか、感情的になり、起こったものだったのか―――
判断は難しい。
もし後者なら、ラクス様の件といいフレイ嬢はかなり直情的な性格
なのかもしれない。

――――おい、アンタ。さっきの話、これ以上深く調べるなよな。

何か思いついたようにあわてた風に彼が言ってきた。
こちらも深くは突っ込まれたくないので一応合意しておくか。
 ・
 ・
 ・
 ・
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 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
――――――わかったな、絶対にこれ以上この件については調べるなよ!!

・・・・一体何度、念を押せば気が済むんだこの人は・・・・
これでは逆に他に、何かあったと言ってるようなものだろうに―――
そんなにいうほど隠さなくてはいけないことがあるなら
最 初 か ら し ゃ べ る な よ !!


ある苦労人の記述・5


○月▽日
やはりプラントでの調査には限界がある。
いままでの情報をまとめるとフレイ嬢は
直情的な性格でかなりのコーディネーター嫌いであるらしい
としか、分からない。
それがどうやったらキラ・ヤマトと関係を持つようになったのか?
全くもって謎だ。

・・・もしかしてキラ・ヤマトは マ ゾ な の か !?




――――ラクス様に殺されそうだ、そういう考えはやめておこう。

やはりフレイ嬢の母国であるオーブに直接行き、
情報を集めたほうが賢明だな。
そうだな・・・名目はディアッカ・エルスマンと同じく、演習のため
ということにしておこう。
さっそく編入するための工作を行うことにする。


※月¥日
無事オーブに到着。
さっそく情報収集を開始する。
フレイ嬢の母国であり、更には
先の大戦で活躍したAAのクルーのほとんどは
ここのオーブ軍にそのまま所属となっているので
彼らからもいろいろ情報を聞きだせるはずだ。
しかし逆にフレイ嬢を調べることに不信感を
もたれてはいけないので、キラ・ヤマトを調べているように
カモフラージュすることにする。


――――おれはこんなところまで来て
 何 を や っ て る ん だ ろ う ・・・


ある苦労人の記述・6


※月@日
彼女の家族はすでに死亡していることは知っていたが
知人・友人のほとんども例のヘリオポリスの事件で
死亡してしまっているとは思わなかった・・・・
この線からは調べ上げることはまず無理だ。
しかしAAのクルー(整備斑)より重要証言を得ることが出来た。
やはりオーブに来たのは正解だったようだ。

証言5:AAクルー(整備斑)達の場合
A:フレイ・アルスター? あぁ、覚えてるぜ。
ヤマトの彼女だった娘だよな。
B:そうそう、たまに腕組んで、仲良さそうに一緒に歩いてたよな。
C:途中からなんか同部屋でなんか暮らし始めてさぁ、
  てめぇらガキにゃあまだ早ぇっての。
A:エースパイロットともなるといろいろ融通が利いたんだろうな。
B:でも15であの胸は犯罪だよな〜
  ヤマトがうらやましかったぜ!
A:でも最初はサイって奴の彼女じゃなかったっけ?
C:奪ったんじゃねぇの?
B:女のほうが乗り換えたんじゃないのか?
  どっちかっていうとあの娘がいつもヤマトを
  追いかけてなかったっけ?


どうやらフレイ嬢とキラ・ヤマトは本当に交際関係に
あったようだ。
しかもフレイ嬢のほうが積極的だったとは!
意外だ―――コーディネーター嫌いではなかったのか?
それともキラ・ヤマトは例外だったのだろうか?
分からない―――更に彼らに話を聞いてみることにする。


B:そういやオーブについてからあの穣ちゃんなんか変じゃなかったっけ?
  心ここにあらず・・・って感じで。
A:そういやあの辺りから一緒にいるところを見なくなったなぁ
C:そうだったかぁ?
B:まあ二人ともすぐにいなくなったからなぁ。
  ヤマトは戻ってきたけど。
D:こらぁ!お前ら!! いつまでサボってんだ!!
A:うぉ、やべぇ―――
B:まあ知ってることはこれくらいだな
C:じゃあ、ちゃんと話したんだから、例の件頼むぜ!

ぬぅ、いいところで――

D:あんたも邪魔するならとっとと出てってくれ!

まあいい。
またの機会にしよう。


―――――めずらしく、何 も な い な ぁ ・・・







   『ドォォゲッシィィィィ!!!』

D:邪魔だって言ってるだろうが!!!―――


・・・・痛ひ・・・・・・・・


ある苦労人の記述・7


※月#日
厄介な事態になった。
最近差出人不明の手紙が送られてきたり
(これ以上深追いするなとかいう内容だった)
ハッキングを受けたりと
明らかにこちらに対する妨害行為を受けている。
諜報員の内の何名かとも連絡が取れなくなった。
ついに今日は「これ以上は命の保障はしない」と
手紙が送られてきた。
訳が分からない。
たかがフレイ嬢のことを調べることで
他人が損をするような状況に陥るとは思えないのだが・・・・

さて、どうしたものか――――


諦めてラクス様にだめだったと報告するか――
もしくは命の危険を冒してまでもこのまま調査を続けるか――
 ・
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 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
――――調査続行だな!

しかし・・・何が悲しくてこんなことで
命 を 賭 け ね ば な ら な い ん だ !!


※月×日
誰かに追われている・・・
相手を撒こうとしたが何度やっても無駄だった。
一体どうすれば・・・・


考慮の末、こちらから打って出て、勝機を見出すことにする。
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 ・
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 ・
バカな!? あんたは!!
―――ア――ラ――――――――


ある苦労人の記述・8


※月△日
あれからどれくいらいたったのだろうか?
気がつくと薄暗い、見知らぬ部屋にいた。
身動きが取れない、後ろ手で椅子にくくりつけられている様だ。
しかし何故彼がこんなことを・・・・
アスラン・ザラ―――今は亡きパトリック・ザラの実子であり、
オーブの姫君、カガリ・ユラ・アスハと恋仲である彼は非常に微妙な立場にある。
自分の立場を利用されることを嫌った彼はしばらくの間姿を消していたのだが―――
まあ相手が知っている相手でまだよかった。
なんとか彼を説得しこの状況を打破しなくてはなるまい。

そして彼が現れた――――


尋問1:アスラン・ザラの場合
――お久しぶりです。まさかこんな形であなたと会うことになるとは―――残念です。
なぜこんな所にって? 警告はしたはずだ。
お前こそなんであいつのことを調べていた?
一体誰の命令でこんなことを!
何が目的なんだ!!


まずいな・・・
相手はかなり興奮状態に陥っており
こちらの言うことなど聞く耳持たない。


――なんで放って置いてやれないんだ!
あいつは・・・キラはもう十分傷ついた――――
もうあいつを面倒事に巻き込まないでくれ!!


ん? キラ? キラ・ヤマトのことだよな・・・
別に彼のことはどうこう――――――
 ・
 ・
 ・
 ・
あっ!!
・・・・・こいつはうかつだった、予想外だ。
まさかキラ・ヤマトをカモフラージュに使ったことが
逆にアダになるとは!!
とにかく誤解を解かなくては・・・。


――違う? 誤解だって?
本当はフレイ・アルスターについて調べていた?
今更下手な言い訳はよしてください。
もしそれが本当だとしても、それを証明できますか?
あなたがキラについて調べていたのには間違いはない。


むぅ・・・困った。
思った以上に誤解を解くのは難しそうだ。
長引くとキラ・ヤマトに話をされかねない。
考慮の果て、ラクス様に直接説得願うことにする。
 ・
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 ・
――まったく、ややこしいことをするからこういうことになるんだ。
大体キラのプライベートなことを調べていることには変りはないんだが・・・・


アスラン氏はまだご立腹の様子だが、
結局、ラクス様に丸め込まれたみたいだ。


――しかたがない・・・・
今回は見逃すが、その代わりに一つだけ条件がある。それは―――


む・・・それは―――?


――その報告書をオレの所にも提出することだ。


はぁ? 
な ん で あ ん た が 知 り た が る ?


――い・いや、キラもまだ落ち込んだままだし、
何か立ち直らせる方法を思いつくかもしれないと思っただけで、
別にどんな女だったか気になるとかそういうことじゃあなくって、その―――


あぁ〜〜はいはいはいはい。
もぉなんでもいいから、いい加減開放してくれぇ・・・・


ある苦労人の記述・9


※月$日
やっと開放された・・・・
まあキラ・ヤマトの親友である彼を仲間に引き入れることが
出来たのは大きいので良しとする。
さっそく、アスラン・ザラより得た情報をまとめてみることにする。


証言6:アスラン・ザラの場合
オレの知っていることは二つだけだ。
メンデルの時に、キラが「僕が傷つけた―――」と言っていたこと。
あとはカガリが彼女のことを「キラの仲間だ」と言っていたことだけだ。
あの時のキラはいつものキラじゃなくて・・・・
その、何故かボロボロで、追い詰められていたような感じだったな。


彼の証言から、キラ・ヤマトはフレイ嬢に対して強い思いがあったことが
伺える(愛情かどうかはともかく)
ただ、フレイ嬢本人に対しての情報が何もないのが残念だ。
さすがにカガリ・ユラ・アスハに接触するのは難しいだろうしなぁ・・・。

ん? ラクス様からのメールが届いているな。

「減点5ですわ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・な ん で す と ぉ 〜〜〜〜〜!?

っていうか、減点って何!?


ある苦労人の記述・10


※月@日
現在はオーブに所属する不沈艦アークエンジェル
その艦長は前と同じくマリュー・ラミアスが務めている。
艦長としては問題視される事項もあるが
これまでの激戦を潜り抜けてきた実績もあるし
部下の信頼も厚い。
そんな彼女から話を聞くことが出来た。


証言7:マリュー・ラミアスの場合
フレイ・アルスター? もちろん覚えているわ。
彼女も本当に残念なことになってしまって・・・・
ちょっと気の強そうだったけど、可愛らしい娘だったわ。

最初はサイ君の彼女だったのだけれど、
地球に下りたあたりからキラ君の彼女になってしまっていて・・・

あの二人の関係は少し健全とは言えない関係のような気がして
それを何とかしたかったのだけれど、あの頃のキラ君は
その・・・・非常に荒れてた時期でもあったから・・・
どうもうまくアドバイスをしてあげることが出来なくて――。
結局二人の好きなようにさせてしまっていた・・・
我ながら無責任だったと思うわ。

彼女はアラスカで異動になってしまって・・・・
それからどういう経緯でザフトの捕虜になってしまっていたのか―――
その辺は分かりません。


ふむ・・・・目新しい情報はないものの今までの情報の裏づけにはなったな。
社会的信用度が違うし。
・・・しかし、整備班から艦長まで二人の関係が知られているとは・・・
おおっぴらに付き合っていたんだな。


――本当に彼女といい、ナタルといい、死んでしまうなんて・・・・・
どうして―――ムウ――――帰って―来るって―――


・・・・あ〜え〜もしもし?
いきなり泣きだされても・・・・
オ レ に ど う し ろ と !!



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